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かつうらビッグひな祭り [季節]

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 四年振りに、「かつうらビッグひな祭り」へ出掛けて来ました。 

 遠見岬神社(とみさきじんじゃ)の、60段の石段に飾られた1,200体のひな人形は、何度見ても壮観です。

 明日、3月3日が最終日と言うことで、今朝(3月1日)のニュースでも取り上げられていました。

 それによると、この石段に1,200体の人形を並べるのにかかる時間は、僅か40分と言うことでした。

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 そんな速さで並べたとは思えないほどに、人形たちは整然と並んでいます。

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 けれど、流石に肉眼では見えない上段の方では、それぞれに違う方向を向いたりしています。

 でも、この写真を子細に眺めていたら、それぞれの雛人形たちが、互いにおしゃべりをしていたり、何処か遠くの方を眺めたりしていて、何だか楽しそうな様子に見えて来ました。

 昔読んだ物語の中の、人が寝静まった夜になると、人形たちが楽しげに歌ったり、踊ったりして一夜を過ごすと言う、そんなお話を思い出してしまいました。丁寧に並べておられた、地元の方たちには申し訳ありませんが、整然と並んだ人形たちよりも、僕には寧ろ、こちらの方が素敵にさえ感じられました。

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 とは言っても、「二人ならんで すまし顔」と言う、「うれしいひな祭り」の歌詞が、やはり相応しいイメージなのかも知れません。

 そう言えば、「うれしいひな祭り」の歌詞に疑問を感じたことについて、「ひなまつり」のタイトルでブログの記事を書いたのは、もう3年も前のことでした。

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 それは、「おひな様」と言う言葉に、「女雛」を指すような意味はないということについて書いた記事でした。

 僕がそれに気が付いたのは、恐らく5~6年程前に、江戸時代の建築物の雛型について記した、記録のようなものを目にした時でした。
 不意に「雛型」という言葉が気になって、手元にある辞典類を片っ端から調べたことを覚えています。

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 何故、そんなことが気になったかと言うと、僕は詩人としてのサトウ・ハチローさんの作品が、かなり好きだからです。本棚のすぐに目に入る場所だけでも、7冊ほどの詩集が並んでいます。多分、積み上げた本の山の何処かにも、何冊かは埋まっているような気もします。

 そのくらい好きな詩人の、しかも傑作とされている童謡に、明らかな言葉の意味の誤りがあることに、何か耐えられないような悔しさを感じてしまったのです。

 「雛」と言う言葉には、何となく女性的な響きを感じますが、何処を調べて見ても、あくまでも模型やミニチュアのような意味しか見付かりません…残念ながら、明らかなミスであることが分ったので、3年前にその記事を書くことにしました。

 その時、はてみさんとゴーパ1号さんから、まったく偶然ですが、同じ内容の話がが前日の新聞に載っていたことを教えて頂き、それでこの件が大勢の人に知られて、歌詞の中の誤りを理解した上で、この歌が歌われれば、それはそれでいいのではないかと思いました。

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 でも、今日もNHKのニュース番組の女性レポーターが、「素敵な、お内裏様とおひな様ですね~」と、何処かに飾られたひな人形 を見て、話しているのが耳に入って来ました。

 せめて、公共放送の出演者には、ただ「素敵な、おひな様ですね~」くらいにして欲しかったのですが…
 本来の「おひな様」は、男雛も女雛も、官女も囃し方も随身も、すべてを指す言葉ですから…

 様々な言葉が、時代と共に変化して行くのは、仕方の無いことではあるのでしょうが、この誤りは、僕にはとても切なく感じられてしまいます…

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 4年前、勝浦市へは電車で行きましたが、その際に確認したところでは、車の駐車場はかなり離れた場所にしかなく、会場近くまでは、シャトルバスを運行して移動するのだと言うことでした。

 でも、今回は父親と一緒に行こうと思ったので、車椅子を押してのシャトルバスでの移動では、ちょっと無理な感じもしました。そこで、勝浦市の観光関連の部署へ問い合わせてみると、会場近くの駐車場が障害者用に開放されていることを教えて貰えました。

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 以前の記事に、はてみさんが下さったコメントで、お父さんが映画を観に行かれた時に、問い合わせてみたら、並ばずに入場出来る対応があったことを教えて頂きました。そこで、もしやと思って問い合わせてみたのですが、やはり親切な対応があってとても助かりました。情報を下さったはてみさんにも、感謝致します<m(_ _)m>

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 市役所近くの、屋内会場に、日本最大の「享保雛」が展示されていると言うことだったので、行って見ました。
 でも、実際には江戸時代の享保年間に造られたものではありませんでした…
 2006年に、ビッグひな祭りの為に製作された新しいもので、面長な享保雛の特徴を模して製作された、かなり大きなひな人形のセットでした。(因みに、享保年間とは、今から300年程昔の徳川吉宗や大岡越前守の時代です)

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 屋内会場には、市内の保育所の園児が作った、可愛いおひな様が沢山展示されていました。

 どれもみんな見事な作品で、小さな子供たちの造形の見事さには、驚くばかりです。

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 吊るし雛も、街中のあちこちで見られましたが、この屋内会場には、沢山の「さるぼぼ」が下げられていました。

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 2月24日は、快晴というほどではありませんでしたが、暖かい一日で、河津桜だとは思いますが、あちこちで桜を観ることが出来ました。

 家から、車で約2時間ほどでしたが、まだ比較的新しい有料道路を通って、後はひたすら国道297号を走って行くと言う、とても分かり易いコースでした。

 明日3月3日が、最終日と言うことですが、どうか良い天気であることを願います。

 雨天には石段の雛飾りは中止になるそうですし、急に雨が降り出した場合も、手早く片付けられると言うことですが、出掛ける前に天気予報を確認していたら、雨天中止の日が何度もあったようですから、せめて最終日は晴天であって欲しいと思います。

 とても、大変な作業をされて、こんな素晴らしい光景を見せて頂けるのは、本当に有り難いことですから。


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コメント 11

mimimomo

おはようございます^^
昨日は良いお天気でしたね~家にこもっていました。ひな祭りの飾りのことはとんと頭にも浮かばず・・・
我が家は5月の節句は夫が口にしますが、ひな祭りはいつも忘れられています(--
by mimimomo (2015-03-03 06:39) 

ぜふ

毎日、夜はしまうのですかね、大変そうですね・・^^;

by ぜふ (2015-03-03 07:07) 

kinkin

保育園の子供達が作った雛人形は、ほほえましいですね。
by kinkin (2015-03-03 08:48) 

ねこじたん

ここ いつか行ってみたいんです
いろんなお雛様ありますけど
みんな ニコニコでいいですね♪
by ねこじたん (2015-03-04 22:45) 

mimimomo

こんにちは^^
関の3日の日、我が家ではひな祭りを認識してもらおうと^^ 夕食は
五目ずし。お八つにも桜餅など買ってきました^^ 夫も少し、その気になってくれましたよ。
by mimimomo (2015-03-05 17:48) 

sakamono

写真で見ても壮観です。1,200体とはスゴイですね。
確かに、あちこち向いている方が、おしゃべりをしているようで、生き生きとして
見えますね^^。
by sakamono (2015-03-05 22:33) 

きまじめさん

竹の中に鎮座したかぐや姫のような雛たち、初めて見ました。
色々変わったお雛様があるのですね。
by きまじめさん (2015-03-05 23:18) 

はてみ

以前のコメントがお役に立ったようでよかったです。
言葉の誤用が、あまりにも多くなりすぎて許容されてしまうようになるのは、私のような仕事には困ったことです。さらに調べてみると誤用ではなかった、なんて研究も出たりすると、余計困ります。でも程度問題ですが、変化は認めていきたいとも思っています。
by はてみ (2015-03-06 12:35) 

gillman

圧巻ですね。此処は一度見てみたいと思っています。
by gillman (2015-03-06 20:21) 

sasasa

これ、本当にすごいですね!
しかもそれぞれに個性もありますよね。
by sasasa (2015-03-08 21:46) 

ゴーパ1号

おはようございます。
おひな様の季節になると、albireoさんの記事を思い出します>歌詞
それと「柔らかな風が そっと吹きすぎて〜」と始まるalbireoさんの詩がとても好きで、勝手に保存させていただいております^^;
by ゴーパ1号 (2015-03-09 10:29) 

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